では、家事で用いるモノを最小限に抑えるようにしてきた。しかし、家事の効率化に貢献するモノ(資産)は別問題である。積極的に用いるべきである(但し、次ページで紹介する条件付で)。 ここで考えるべきことは、資産とは何かである。財産と同義に用いられることも少なくない。しかし、財産には経済的価値をイメージさせる。他方、資産には明確な定義がある。資産=将来の費用将来の費用が資産導入にわってもたらされる利益を下回る限り、その資産を用いるべきである(たとえ支出を伴っても)。それが、家事の効率化に貢献するからである。上回るか下回るか、取り入れるべきか否か、その判断方法は設備投資の原則、厳密な計算で紹介する。